2日目

スタート地点が遠いので歩いていく。
途中の歩道の黄色いプレートに下駄が滑り、しりもちをつく。
とおりすがりのおじさんが、大丈夫か、がんばれよと声をかけてくれる。(^^;)
奇跡的に、怪我もなく、三味線も無事でよかった。
待ち時間に友情出演の徳島の三味線弾きのおじさんに手を教えていただく。
ポイントは、撥を当てる位置。
端唄は胴の枠あたりをねらうが、もう少し中心に近いところに当てる。
そうすると、太鼓っぽいどーんとした音が出る。
津軽義太夫などの演奏方法である。
初日に三味線を弾きたいと言ってた女踊りの子に三味線を貸した。
そういう場所が2カ所あって、お互いに役割を交代するのである。
もう一方は、法被の女の子が三味線を弾いてみたいとのことで、
やっぱり、貸してあげた。で、踊りましたよ。
まさか、高円寺の阿波踊りで踊るとは。案の定、足腰に来てます。
ちゃんとした格好で踊っているので、何も知らない観客はカメラを向けていた。
三味線をつる糸が合わなくて、両肩が痛いし。
待機中、下駄でしゃがむのは辛かった。
おもいっきり膝に来て、支障のない時点で、思わず立ち上がってしまった。
最後のあたりで三味線のリズムが合ってきて、すくいが早すぎる人の音まで
よく聞こえたのには、おかしかった。
鉦の音が小さくて、聞こえづらかったりしたなあ。
最後、PALになだれ込み、終了。
本気で弾いたので、撥の当たる小指が痛い。
義太夫の撥以来かも。ちょっと、うれしい。