2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

夜の銀座

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より 夜の銀座 本調子 私しや銀座に夜る咲く花よ麦酒の泡の便りない 恋もする筈エプロンの紐もうわきな蝶むすび

最後の日

上司は親会社からの出向者で、今日付けで戻ることになった。 今日は最後の日で、送別会。

よきことを

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より よきことを 三下り よきことをきくの便りに誘はれて黄菊白菊 あづま菊さても色よい雛菊の花を召せとハ口の先

雨が降っている

台風の影響で雨が降っている。置き傘で帰る。 この置き傘は、他の誰かがつかっていたらしく、 ひさしぶりに、この傘立てで見かけた。

夜と共に

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より 夜と共に 三下り 夜と共にうたふ小うたや春の雨冷たさかづき 咽しめす膝の猫さへうとうとと

五大端唄

『春雨』『夕暮』『秋の夜』『御所車』『梅にも春』

読みながす

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より 読みながす 本調子 よみ流す文はうづ巻く膝まはり恨みの文字の数かずが 絡みつくかと怖ろしい蛇になれ蛇になれむぎわらの 浅草富士の宵祭ふらざ晴れまい空もやう

よこ櫛

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より よこ櫛 本調子 よこ櫛がうわさに立ちて木さら津へめぐる月日も 三とせ越し人目をつつむ頬かむり浮名を流す 源治だな

夜たか

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より 夜たか 本調子 夜たか買ふとて葭で目をついた 兎かく夜たかは目のどくじやえ

よしの山

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より よしの山 本調子 よしの山みねの白雪ふみわけて 入りにし人のかげぞゆかしき

連休の合間の出勤日

来週でよいことは来週に 今日までの仕事は今日までに

与作

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より 与作 二上り 与作おもへばてる日もくもる はいはいどうどう はいはい関の小萬が涙の雨よ ほととぎすなほぞん かけたかへこちや二世かけたへ

9月文楽公演

今月、やっと行けた 2004年9月11日(土) 〜 9月26日(日) 〈第1部〉 通し狂言「双蝶々曲輪日記」 堀江相撲場の段 大宝寺町米屋の段 難波裏喧嘩の段 八幡里引窓の段 橋本の段 「花競四季寿」 関寺小町・鷺娘 〈第2部〉 通し狂言「恋女房染分手綱」 能舞台定之進…

淀の車

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より 淀の車 本調子 よどの車は水ゆゑ廻るわしハ悋氣で氣がまはる それで浮名が立つわいなそれそれ それそれ さうぢやいな

浅間山の火山灰

2回目の噴火があったのは、9/15あたりから 火山灰はこの日あたりから降り積もっている その週末、雲が出てはいるが、灰色っぽい雲が浅間山方面にかかっている 形が刻一刻と変化している 全体的にぼーっとして霞がかかったようである ということで、小康状態…

邦楽

邦楽というと、今ではJ-POPあたりになる では、今までの邦楽はというと、純邦楽と分類するらしい*1 *1:http://www.sonymusichouse.co.jp/rakugo/index.html

宵のくぜつ

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より 宵のくぜつ 三下り 宵の口ぜつにしらけた後を啼て通るやほととぎす 松のあらしに夢うちさめてあすの別れがああ思はるる

浅間山の噴火*1

富岡では衝撃波を感じたとのこと。 週末に遊びに行くと、外に火山灰がうっすらと積もっている。 おりしも、ポンペイの特集番組が放映され、食い入るように見た。 車の上にも火山灰が降り積もり、かなり汚い。 群馬でも火山灰まみれの車を見かけた。 いつもの…

夜ざくら

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より 夜ざくら 三下り 夜ざくらや浮かれ烏がまいまいと花の木影に誰やらが ゐるわいなとぼけしやんすな芽ふき柳が風にもまれて ええふうわりふうわりふうわりとおうささうぢやいなさうぢやわいな

GB

グレートブリテン? いえいえ、群馬銀行でした 群馬テレビは、グンテレ?

よりをもどして

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より よりをもどして 本調子 よりをもどして逢ふ氣はないか未練でいふのぢや なけれども鳥も枯木に二度とまるちと逢ひたいね

何にもしない日

浅間山の噴煙で、灰がうすく積もっている。 空もうすぼんやりとしている。

よりかかりし

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より よりかかりし 本調子 よりかかりし床柱三味線とつて爪弾の仇な文句の 一ふしに過ぎし昔をしのび駒

お稽古の日

各駅停車で高崎に向かう。 電車の中でおにぎりを食べようと思っていたが、 高崎線はそこそこ混んでいるのであった。

紙を畳んで

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より 紙を畳んで 本調子 紙を畳んで眉毛をかくしちよいと歯を染めうしろ 帯よう似合うたか見やしやんせもしいふて名を 呼ばぬ楽しむ仲のきらく酒

新婚さん宅へ

ついつい話し込んで、終電を逃した。 泊めてもらって、午前中には帰った。

蚊帳売

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より 蚊帳売 本調子 一と声は花の吾妻の町々へ残してゆくか山不如帰 空も青葉のすだれ越し萌葱の蚊帳やかやや 母衣蚊帳すずしい風が来るわいな

神楽囃子

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より 神楽囃子 三下り 神楽囃子の打込はまづ屋臺なやし正殿かま倉 大間ばやしあとは四丁目ですつてんてんすとどんすとどんおひやり ひやりとろとひやりとろ笛の声さき玉ぢやあと玉ぢや ともに打こむすつちやんちやちやちき…

お稽古

お師匠さんに、よく練習してきたとほめられた。 始めたばかりの頃は、まわり中が上手な人ばかりに思えたが だんだん、耳が肥えてきたよ。 もっと、練習する時間があればいいのになあ。

鐘のひびき

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より 鐘のひびき 三下り 鐘のひびきにアレばらばらと散るや桜の男氣すぎて 野暮とは知りつとめかねて目尻にぽつと引く霞 かくす悋気もむらむらと常にはすきのきくでさく 力まけかも帰る雁