「流れる」

国立フィルムセンターに初めて行きました。それにしても500円は安い。
(ちなみに、田舎なので、映画は2本立てが当たり前。1本立てはもったいない〜)
30分前に着いたら、すでに列が出来ていて、なんとか入れましたが最後には満席に。
観客は年配の方が多く、待っている間には、みなさん活字を読んでいて、今の人と人種が違うと思いました。若い人も混じってましたが、やはり、活字を読んでいて、こういう人がここに集まるのかと、おもしろく観察してしまいました。
それにしても昭和31年って言ったら、生まれてません。
その時代の映画の中の女優さんは現在でもうつくしい(なぜだ?)。
隅田川の護岸工事前の姿を見て、お師匠さんのおっしゃってたのは、これだったんだと。
清元梅吉の監修が入って、三味線の手はどなたもうまい。
踊りのお稽古にレコードをかけているのですが、藤本二三吉の「青柳」。
清元は「神田祭」で、最後のあたりに祭囃子の合方を山田五十鈴と杉本春子が弾きます。
大きなスクリーンで見られて、幸せでした。