小唄の音

昔の録音を聴くと、録音のせいでこんな声になっているんだろうと思っていました。
こんな声というのは、鼻にかけた声の出し方です。
藤本二三吉さんが、ちょっとこんな感じですよね。
で、今日、お師匠さんに聴かせていただいた音が、まさしく、そういう声。
芳町の芸者さんだったと思いますが、小唄の創成期はこういう感じだったのかな(あ、小唄だけじゃないか)。