9月公演

しばらく、じっくり書き込みできなかったなと思いながら、
9月の公演の感想など。
まず、床のうまさへたさが、わかるようになった。
というか、9月公演、全体的に下手。
簑助さんの重の井、なんだかはっとするところがなかった。
梅が枝の、舞台に浮かび上がるような、夢に出てくるような
この世の物とは思えないような、すばらしい舞台を見て
しまっているので、あの簑助さんなのかと、思ってしまう。
玉男さんは、さすがにきらりと光る。
三吉はとてもよかったが、もともと、お得な役である。
前に見た玉佳さんの方が、もっとよかった。
床の大御所達はすばらしい。
人形を見ずに、三味線の手を見てしまう。
喜一朗さんは大好きだし、がんばっていると思ったけれど。
一番、拾い物だったのは、文字久さん。
滑舌がはっきりして、聞きやすく、この人の将来が楽しみだ。