2月公演3部*2

と言うことで、行ってきました。
行く前に電話したら、3部は大丈夫とのこと。
前の用事が終わらず開演の6時をまわってしまったので、
チケット買えないんじゃないかと思っていたが、無事に購入。
かなりよい席が買えたので、うれしかった。
でも、2部だけが人気が高いのは、なんで?
3部の方が、わたしは好きなんだけどね。

〈第三部〉(Cプロ) 6時
文耕堂・長谷川千四=作
壇浦兜軍記
阿古屋琴責の段
卅三間堂棟由来
平太郎住家より木遣音頭の段

阿古屋は蓑助さん。裃が凝っていた。
んで、左も足も出使いってのは、すごいよね。
琴責めは、琴・三味線・胡弓を奏でるところが見所で、
清志郎さんがこの手の楽器係になることが多いみたい。おいしい役だ。
前は気が付かなかったけど、女性が楽器を弾いているのだから、
そういう音にして欲しいよね。どんどん上手になっているだけに。
清介さんは、すごくよかった。音がよい。うー、感動した。
こういう演奏を聴くと、太棹を習いに行きたくなるのであった。
宗助さんは噺家の一朝さんに似ている。
玉女さんは、最後の決めポーズが格好良い。ほれぼれした。
阿古屋も、人形に何かが入り込んだように、きれいだった。
柳は今一番見たかった演目だった。
文雀さんのお柳が、ほんとによかった。神々しいくらいきれいだった。
寛治さんは、前弾きで泣かせるし、清治さんは粒だっててほれぼれしたし。
みどりが健気で泣けた。木槍は速度が速くて、おどろいた。
三味線の勘所は、あれっと思ったりした。わたしの耳もあてにならないけど。