草紙庵の小唄解説集

この本は昭和38年に出版されています。監修は英十三と磯部東籬。
発刊の言葉に、吉田草紙庵の偉大さを知る人が亡くなっていることに危惧してこの本を出したと書かれています。
今や、草紙庵の名前を知る人は、ごく一部であり、その作品を聞いても、良さをわかる人もほとんどいなくなっています。
小唄に限らず、昔の物は、どんどん忘れてしまうものですね。よい物は次の世代に残していくべきだし、そのお手伝いが出来れば、うれしいと思っています。