2005-07-27 菊鵜が庭 小唄 小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より 菊鵜が庭 草垣の古き景色や月影消え残りたる篝火 に邯鄲細く草ひばり低きは誰を憐れとや 答ふるものは水音の筧は落ちて古池の底に蛙の 秋の老飛びも得やらず啼きもせず浮世はな れし庭ゆかし