2月公演

〈第一部〉(Aプロ) 11時開演
並木千柳・三好松洛=作
源平布引滝
矢橋の段・竹生島遊覧の段・九郎助内の段

景事 団子売

〈第二部〉(Bプロ) 2時30分
近松半二・近松加助=作
伊賀越道中双六
沼津の段

近松門左衛門=作
嫗山姥
廓噺の段

〈第三部〉(Cプロ) 6時
文耕堂・長谷川千四=作
壇浦兜軍記
阿古屋琴責の段

卅三間堂棟由来
平太郎住家より木遣音頭の段

一番良かったのは、寛治さんの三味線。
無駄な動きがまったくない、完璧な演奏。
文雀さんの人形も見ずに、うっとりと見ていてしまった。
たぶん、目がはあとの形をしていたに違いない。
次は清治さん。同じ手とは思えないほどの、すばらしい三味線でした。
早すぎて手が見えない。これこそ、スローハンド。
こういうのを聞いてしまうと、自分でも弾きたくなる。困った。
こんなにすばらしいのに、千秋楽というのに、席が空いていた。