2005-03-18 古蚊屋 小唄 本調子 小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より 古蚊屋 本調子 古蚊屋の匂ひがぬけし夢の影消えのこりたる篝 火に邯鄲ほそく草ひばり低きは誰れをあは れとやこたふるものは山水の筧を落ちて古いけの そこに蛙の秋の老飛びも得やらず鳴きもせず 恋のぬけたる身は侘びし