運命の楽器

子供の頃、ピアノを習っていた。学生のときに、ギターをさわった。このときに、運命は感じられなかった。
三味線自体は、いつのころからか、習いたいと思い始めていたが、三味線に対する知識もなく、習い始めることが出来ないでいた。
偶然、手にすることになり、偶然、習い始めた訳だけれど、三味線を持つと、本当に、運命の感触を感じる。
習い始めてから3年経った後に、どんな風に開花するのだろう。今は、ただ、つぼみの状態で、何事も吸収するだけである。