ひとり寝の

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より
ひとり寝の 本調子
  ひとり寝のさびしさに行燈引よせのむ煙草枕に
  あてし文のはしかへすがへすも深ざけと浮気ごゞろの
  出ぬやうと書いたる文ハよその花それにまよふたが
  ばからしい(長き夜同調)