2月公演第2部

  • 小鍛冶(こかじ)

清之助さんの稲荷明神がおもしろかったです。へーこんな役もやるんだと。
小鍛治は能でも歌舞伎でも演じられるので、長唄との違いをじっくりと確認。
ところどころ、長唄のフレーズを使ってますが、別物でした。
しかし、稲荷明神が出てくるところは、能の「早笛」だと言うことで、家に帰ってチェック。
おー、長唄の囃子でも「早笛頭」で同じだ。
「早笛」は能では走って登場するときに使われる物で、走って登場するのは主に神様で、加えて、人外の物とのことです。

生玉社前の段/天満屋の段/天神森の段
文楽の中で一番大好きな寛治さんの三味線がひさしぶりに聴けました。うっとり。
それから、綱さんの世話物が、実は大好きです。
で、もちろん、簑助さんと勘十郎さんのお初徳兵衛。
玉男さんが出られないなら、この組み合わせしかありませんよね。