一日逢わねば

一日逢わねば千日の思いもつもる春の夜も
静かに更けて冴え返る寒さをかこう袖屏風
入谷の寮の睦言も淡き火影の波うたす
すき間をもるる雪颪(おろし)
<奥付がない小唄集より>

清元「忍逢春雪解」 の一節が最初に入っています。
三千歳と呼ばれているのは、こちらの方です。