ぬしさんと

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より
ぬしさんと 本調子
  ぬしさんと廓の浮名もたちやすく 風のうわさやうたてやつらや
  流れの身こそ世をはなと比よく連理の二てう立
  とほして雪のはだと肌 恋の習ひのしんふとく
  切るといふ字は習やせぬ