窓のしらむは

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より
窓のしらむは 三下り
  窓のしらむハもしや夜明ぢやあるまいかいやいや違ふ
  た月明りさりとてハ忙しないあれ鶏が啼くわいな明け
  かゝるえゝ山寺の鐘が鳴る一つ二つ三つ四つ五つ六つ(土手を通る同調)