めぐる日

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より
めぐる日 本調子
  めぐる日の春に近いとて老木の梅も若やぎて
  そろしほらしやしほらしや薫りゆかしと待侘かねて
  さゝ啼かける鶯の来ては朝寝を起しけりさり
  とは気短な今帯〆て行くわいなほうほけけう
  とい人さんぢや