2005-06-13から1日間の記事一覧

暁鶏声

小唄江戸紫 中田治三郎(昭和23)より 暁鶏声 本調子 初とりや若水くむも連れそふてたてるみさほの 新世帯軒端の梅も笑ひ顔真猿にめでたうさうらひける

小唄の音

お稽古のときに、調子に乗ってがんがん弾いていたら、 お師匠さんが、小唄の音はそんなに強く弾かないのよとおっしゃった。 小さくかすかに弾くのではなく、音の一つ一つははっきりと、でも、強くはないと。 小唄を長く習っていて、それから長唄のお稽古に行…

調子

三味線音楽では、「本調子」「三下り」「二上り」の順にポピュラーである。 小唄の場合、三下りのものが他のジャンルに比べて多いように思う。 さて、お稽古で、今、一番取り組んでいるのが、「本祭」と「喜む良の栄」で、それぞれ二上りと本調子。 順番にお…

古今亭菊可の会

ひさしぶりに落語に行ってきた。 門前仲町の天井ホールと言う場所でしたが、駅についても場所がわからない。 交番で聞いたら、落語ですか?と言われる。他にも聞いた人がいたらしい。 こじんまりとした、でも、居心地のよい場所でした。 三遊亭 橘つき 「金…

三味線を弾くのに、左手の爪は欠かせない。 で、爪のお手入れは重要である。こういうページがあった。 ANA アメリカンネイルアカデミー*1 爪は3層に分かれており、爪きりで切ると二枚爪になりやすい。 講座のサンプルに、図解入りで爪の構造の説明があった…

三味線ってむずかしい?

三味線人口を増やしたいので、三味線って簡単だよと言いたいのだけれど、 根が正直者なので、思ったよりはむずかしくはないよと言うくらいが関の山。 前にも聞かれて、返事に困ってしまった。 楽器を触ったことがあれば、すぐに弾けるようになると思う。 邦…

何を習うか

歌舞伎が好きな人だったら、長唄・清元・常磐津・義太夫・地唄の舞踊系。 芸者さんにあこがれる人だったら、小唄・端唄。 寄席関連では、出囃子は長唄、色物は端唄・小唄。 江戸情緒に惹かれるなら、新内・小唄。 わたしだったら、こんな感じでおすすめしま…