端唄

さわぎ

とても軽快な三味線のリズムに乗って、唄もにぎやかで楽しい唄です。 これの弾き唄いって、かなり難易度が高そう。 お師匠さんが、この唄は満足に弾けるまで4・5年かかったっておっしゃってました。 芳町の花柳界では、この唄を新年のおめでたい席にかける…

名流端唄会

邦楽の友*1という会社が主催する名流端唄会という端唄の会がある。 邦楽関連のメディアなので、いろんな流派が一堂に会するってことで、楽しみである。 端唄って何?って方は、ぜひ、足を運ばれてみては? 習ってみたいと思っている方は、各師匠・先生の芸を…

藤本二三吉

端唄や小唄の歌い手で聞いたことがある人の中からだと 藤本二三吉さんが一番好きである。 (誰よりも、お師匠さんの唄が好きなのだけど、あえて候補からはぶく。) さらっとして、こんな風に唄えたらいいなと思っている。 とりあえずはコピーしてみよっと。

潮来出島

藤娘の中に「潮来出島」が挿入されているとの話があり、検索したら、 市川亀治郎さんのHPに藤娘の解説*1が載っていた。 そう言えば、尾上流では「藤音頭」を踊っていたなあ。 *1:http://www.kamejiro.net/cgi-bin/sibai/zdiary.cgi?action=diary_view&menuti…

金沢の東の廓

浅野川沿いのお店で晩ご飯を食べた後、少しブラブラする。 特に寒いと言っていたけど、本当に寒い。 金沢には花柳界が2カ所あって、東と西と呼んでいる。 その東の方に、歩いていったら、遠くから太鼓の音が聞こえる。 近づいていったら、三味線や唄が聞こ…

笹木美きえさん*11

このにつ記は、非公開にしてはいなかったが、特にお知らせはしていなかった。 のだけれども、世の中は狭い物である。(^^) 美きえさんのHPは、たまに覗きに行ったり、会に1度遊びに行ったり。

東雲節

何をくよくよ川端柳 こがるるなんとしょ 水の流れを見て暮らす 東雲のストライキ さりとはつらいね てなことおっしゃいましたかね

五大端唄

『春雨』『夕暮』『秋の夜』『御所車』『梅にも春』

練習曲

最初は、お伊勢参りが多いようである 女は二度生まれるでも、お伊勢参りを練習していた。 最初、音が流れてきたとき、聞き慣れている物と ちょっと手がちがうため、わからなかった。 昔の人は、普通に知っていた曲だったと思う。 手習いの最初に習うことも、…

かっぽれ

縮図の中で、乙羽信子が、かっぽれを踊っている 若さにあふれ、はずむよう

からかさ

唄のイントネーションによると 神田福丸さんのからかさは「字が」 柳家紫朝師匠のは「地が」 唄としては「地が」の方があっているように思える

夕暮れ

夕暮れに 眺め見渡す隅田川 月に風情を待乳山 帆上げた船が見ゆるぞえ アレ 鳥が鳴く 鳥の名も都に名所があるわいな

よりを戻して

よりを戻して よりを戻して 逢う気はないか 未練で言うのじゃないけれど 鳥も枯れ木に2度留まる ちと 逢いたいね 岡惚れしてさえ 浮き名が立つに 知れたらどうする新聞に ほんに浮き世はままならぬ ちと じれったいね たとえ文でも 便りがあれば 待つよこが…

木槍りくずし

木槍りくずし さあ格子造りにご神灯下げて 兄貴うちかと姐御に問えば 兄貴や二階で木槍の稽古 音頭とるのはありゃうちのひと えんやらや さのよーいさ えんやらや えんやらやれこのせ さのせ あれわさ えんやらや

からかさ

からかさ からかさの 骨はばらばら 紙ゃやぶれても はなれ はなれまいぞえ 千鳥がけ からかさの 傘のしずくで 字がほれるまで 好きな 好きなおかたと 立ち話 三味線の 糸は切れても ふたりが仲は 切れて 切れて切れない あの深い仲

さのさ

さのさ 花づくし 花づくし 山茶花 桜に 水仙花 寒に咲くのは 梅の花 牡丹 芍薬 ねえ 百合の花 万年青のことなら 南天 菊の花 ア さのさ さのさの花づくし、花の名前を並べただけだと思っていた。 よく読むと、最後は文になっていた。本日発見。

並木駒形

並木駒形 並木駒形花川戸 山谷堀からちょいとあがり 長い土手おば通わんせ 花魁がお待ちかね お客だよ あいあい〜 花の吉原中野町 太鼓待者にお取巻き 浮いた浮いたであがりゃんせ お二階でお手が鳴る お酒だよ あいあい〜

なすとかぼちゃ

なすとかぼちゃ 本調子 背戸のナ 段畑で 茄子と南瓜の けんかがござる 南瓜もとより いたずら者だよ 長い手を出し 茄子の木にからみつく そこで茄子めが 黒くなって腹立ち そこへ夕顔仲裁に入り コレサ 待て待て 待て待て南瓜 色が黒いとて 背が低いとて 茄…

深川

深川 三下り 猪牙で サッサァ 行くのは 深川通い サテ わたる桟橋の アレワイサノサ いそいそと 客の心は上の空 飛んで行きたい アレワイサノサ 主のそば 駕籠で サッサァ 行くのは 吉原通い サテ おりる衣紋坂 アレワイサノサ いそいそと 大門口をながむれ…

さのさ

さのさ なんだなんだなんだね あんな男の一人や二人 欲しくばあげましょ のしつけて とは言うものの ネエ あの人は 初めて私の惚れた人 アさのさ

縁かいな

縁かいな 夏の納涼は両国の 出船、入船、屋形船 揚がる流星星降り 玉屋が取り持つ縁かいな 春の眺めは吉野山 峰も谷間も爛漫と 一目千本二千本 花が取り持つ縁かいな 秋の夜長をながながと 痴話が昂じてせなとせな 晴れて差し込むあげ障子 月が取り持つ縁か…

梅は咲いたか

梅は咲いたか 梅は咲いたか 桜はまだかいな 柳やなよなよ 風次第 山吹や浮気で 色ばっかり しょんがいな あさり取れたか はまぐりゃまだかいな あわびくよくよ 片思い さざえは悋気で 角ばっかり しょんがいな 柳橋から 小舟でいそがせ 舟はゆらゆら 棹次第 …